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歴史・文化 大久野地区東部(山間部から丘陵部)

[2015年5月18日]

山里にたたずむ歴史的建造物、受継がれる伝統芸能

光明寺薬師堂(町指定文化財) G-6

大久野細尾地区の光明寺にある薬師堂は1本のカヤの大木から作られたと言われていて、町の文化財にも指定されています。

光明寺薬師堂

光明寺薬師堂

日の出山荘 H-5

中曽根康弘・ロナルド レーガン日米首脳会談記念館
大久野長井地区にある日の出山荘は平成18年(2006年)11月11日に元内閣総理大臣中曽根康弘氏より日の出町へ寄贈されました。日米の親善と東西の冷戦構造を終結に導き、世界平和に貢献した首脳会談「ロン・ヤス会談」が行われた場所を公開することにより、歴史的意義と成果を長く後世に伝えることを目的として、平成19年(2007年)11月11日に開館しました。昭和58年(1983年)11月11日、当時の中曽根康弘内閣総理大臣は自身の所有する日の出山荘に、ロナルド レーガンアメリカ大統領を招き日米首脳会談を行いました。他にも、ゴルバチョフソビエト連邦大統領や全斗煥等、各国の要人も多数訪れています。

青雲堂

青雲堂

長井神田囃子(町指定文化財) H-5

大久野長井地区の長井八坂神社で毎年4月15日に近い日曜日に行われる祭礼では、長井水口囃子保存会により長井神田囃子が奏でられます。長井神田囃子は重松流よりもテンポがゆっくりとしていて、明治30年頃より黒沢村(現青梅市)の若林仙十郎(本名:仙太郎、慶応2年(1866年)生)によって長井に伝授されたものといわれています。太平洋戦争中には数年間中断されたものの、現在まで伝承され、町の指定文化財になっています。

八坂神社のお祭りにて

八坂神社のお祭りにて

山神社(町指定文化財) I-5

大久野水口地区にある山神社は新井地区の白山神社、坂本地区の神明社と並び町内で最も古い神社の一つです。その昔、この山に流星が落ちたことに信託を受け建立されたと言われています。現在の本殿は元禄13年(1700年)に類焼したときに再建されたもので、町の文化財に指定されています。

山神社

山神社

水口の双盤念仏(都指定文化財) I-6

大久野水口地区の西徳寺の双盤念仏は地元では「鉦張り念仏」と呼ばれ、毎年旧盆に近い日曜日に奉納されています。双盤念仏とは平安時代以来の引声念仏の流れを汲むもので、鉦と太鼓を打ち鳴らしながら、これに合わせて独特の節をつけて念仏を唱える仏教行事です。都内では日の出町の「鉦張り念仏」を含め、武蔵村山市の「薬師念仏鉦はり」と大田区の「今泉延命寺双盤講」、府中市の「車返本願寺結衆講」の4つが今でも伝承されていて、東京都の文化財に指定されています。

鉦張り念仏

鉦張り念仏

神明社 J-6

大久野坂本地区にある神明社は水口地区の山神社、新井地区の白山神社と並び町内で最も古い神社のひとつで、永禄2年(1559)に再営されたという記録があることから、それ以前にすでに建立されていたものと思われます。修験者宮岡大久野によって伊勢より勧請されたと伝えられています。神明社から発見された棟札群は町内最古のもので、町の文化財に指定されていて、現在は坂本会館に保存されています。

神明社

神明社

秋川不動尊火渡り J-7

多摩の風物詩として知られる秋川不動尊火渡りは、後北条時代からの伝統を誇る護摩修行です。毎年1月に息災や招福、厄払など請願成就の願いをこめた護摩供を行ったあと、まだくすぶっている護摩の上を歩いて渡る火生三昧供(火渡り)を行う荒行です。また、火渡りが行われる西福寺は子授けのご利益もあるお寺として知られています。

西福寺の火渡り

西福寺の火渡り

木造薬師如来坐像(町指定文化財)<新井薬師堂> I-7

大久野新井地区の新井薬師堂にある木造薬師如来坐像は、目の病にご利益があるとされ、古くから地元の人たちに大切にされてきました。町の文化財に指定されています。毎年10月の第一土曜には、地元の方たちにより祭礼が行われます。
薬師如来坐像

薬師如来坐像

白山神社 I-7

大久野新井地区にある白山神社は水口地区の山神社、坂本地区の神明社と並び町内で最も古い神社のひとつです。加賀国石川郡(現在の石川県)の白山比め神社を総本社とし、約1200年前に現山崎宮司の始祖が創建したといわれています。現在の本殿は総ケヤキ造りで嘉永3年(1850)に建て直されました。一枚板で作られた扉はとても見事で、ケヤキの年輪がきれいな模様となって現れています。

※白山比め神社(しらやまひめじんじゃ)
※比めの、「め」は、口(くち)へんに羊(ひつじ)

白山神社

白山神社

天正寺の梵鐘(町指定文化財) I-7

大久野新井地区にある天正寺の梵鐘は寛永12年(1635年)に加藤甚衛門吉久により造られたもので、室町時代の作風を残しています。太平洋戦争の末期、不足する金属を補うために軍部は寺院に対し梵鐘等の金属の供出を命じましたが、幸いにもそれを免れ、現在では町の文化財に指定されています。また、境内には町の名木に選定されたサクラやイチョウもあります。

天正寺の鐘楼

天正寺の鐘楼

幸神神社 I-7

大久野の幸神地区にある幸神神社は建武2年(1335)に京都から山城国出雲路幸神を奉遷し、幸神大神と称したのが始まりといわれています。明治2年(1869)に幸神神社と改称されました。境内の参道入り口付近には国の天然記念物のシダレアカシデがあります。毎年3月の下旬頃に行われる祭礼で奉納される重松流祭り囃子は町の指定文化財になっています。

※山城国出雲路幸神(やましろのくにいづもじさいのかみ)

幸神神社

幸神神社

幸神の重松流祭囃子(町指定文化財) I-7

大久野幸神地区の幸神神社で毎年3月下旬に行われる祭礼では、幸神囃子保存会により重松流祭り囃子が奏でられます。平井に伝わった重松流祭り囃子が五日市を経て伝わったと言われていて、平井の重松流祭り囃子と共に町の文化財に指定されています。

幸神神社のお祭りにて

幸神神社のお祭りにて

伊奈沢天神社 I-7

伊奈沢天神社には学問の神様、菅原道真公が祀られています。毎年、1月下旬に行われる年初めの縁日では、養蚕が盛んだったころにお蚕様を供養するためにはじめられたといわれる湯花神事が執り行われ、豆太鼓が売り出されます。豆太鼓は、地元青年会の青羽会の方々が一つづつ手作りしたもので、その年の干支が描かれています。

伊奈沢天神社

三嶋神社 J-7

大久野の玉の内地区にある三嶋神社は、大山祇大神と建御名方大神の2柱の神が合祀されています。残念ながら、度重なる火災によって文献等の記録は残っていません。毎年8月の第2土曜日には、町の指定文化財である獅子舞が奉納されます。また、7月に夏バテ防止を祈願して行われる茅の輪くぐりでは、丸い輪ではなく三角形のものを用います。一般的な茅の輪くぐりは6月に行われ、使われる茅の輪は丸いものが一般的です。

茅の輪くぐり

茅の輪くぐり

玉の内の獅子舞(町指定文化財) J-6

大久野玉の内地区では毎年8月の第2土曜日に、風祭獅子舞が奉納されます。獅子宿である玉の内会館を出発した一行は、三嶋神社での神事の後に最初の舞を奉納します。その後、地区内を練り歩き上庭場と呼ばれる庭場で2度目を、最後に再び玉の内会館にもどり最後の舞が奉納されます。この獅子舞は雨乞獅子とも呼ばれ、かつては雨乞いなどにも奉納されていたそうです。演者は頭に獅子頭を被りおなかに太鼓を括り付け、1人で1匹の獅子を演じ、3匹の獅子が同時に舞います。この様な系統の獅子舞を「一人立三頭獅子舞」や「風流獅子舞」などと言い、関東地方を中心に東日本で主に伝承されているもので、町の文化財に指定されています。

風祭獅子舞

風祭獅子舞

大久野地区東部(山間部から丘陵部)エリアマップ

大久野地区東部(山間部から丘陵部)エリアマップ

※エリアマップに記載されている索引用のアルファベットと数字は、観光マップ『日の出ウォーク』に対応しています。

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