学校給食費改定のお知らせ

○ 日の出町学校給食センターでは、栄養摂取基準に基づき、安全安心なおいしい学校給食の提供に努めています。そのための食材は、保護者の皆様からの学校給食費で購入しています。

○学校給食費は、平成26年度に改訂して以降、物価が上昇する中、献立の工夫により改定することなく、給食の提供を続けてきました。

○しかし、最近は主食（ご飯やパン、麺など）や牛乳、副食（おかずやデザート）全てにおいて価格高騰が続いていることから、これまでの工夫や、食材の節減だけでは、児童・生徒に十分な栄養を含む給食を提供することが困難な状況になってきました。

○そこで、令和4年・5年度は、町から食材費の補助を行うことで学校給食の質の維持に取り組んできました。

○しかしながら、現在もさまざまな食材の高騰が続いており、今後は安定した学校給食を続けていくことが困難な状況が心配されます。

○そのため、日の出町教育委員会では、給食食材の高騰を踏まえ、令和6年度から給食費を改定します。

例えば、昨年11月13日に提供した献立では、小学校中学年の食材費は、1食約290円かかっており、現在の給食費では、小学校中学年は、1食245円なので約45円不足しています。

令和6年度の学校給食費改定に伴う児童・生徒の増額分については、物価高騰に伴う保護者負担軽減対策として、日の出町が補助いたします。

それにより、児童・生徒の学校給食費については、改定前の学校給食費に据え置きとなります。

教職員や給食センター職員は、改定後の学校給食費をご負担いただきます。

○ 学校給食は、給食費としての食材費のほか、給食を作るための光熱水費、施設や設備に係る経費、給食に関わる人の人件費などが必要です。
○ 学校給食法では、食材費以外の費用を自治体が、食材にかかる費用（給食費）を保護者が負担すると定めています。
○ そのため、食材費以外の経費は日の出町が負担しています。
○ 保護者の皆様からご負担いただく学校給食費は、児童・生徒の給食を支える食材費として、大切に使わせていただきますので、なにとぞご理解いただきますようお願いいたします。