DX推進方針

私たちのまちは、高齢化率が約40％で、お年寄りの多く住むまちです。職員数も決して多いわけではありません。デジタル化は日の出町にはなじまないのではないかと思われるかもしれませんが、これから先のことを考えると、今から備えていく必要があります。

働いている人が、役場に行くために休みをとらないといけないような状態にしないためにどうするべきか。公共施設を利用しやすくするためにどうするべきか。生活に困ったときに相談しやすい環境をどう作るべきか。子育てをする人が、孤立化しないようにするためにはどうするべきか。職員一人あたりの仕事量が増える中で質の高い行政サービスを維持するにはどうするべきか。子育てや介護を行う職員が不安なく働くためにはどうするべきか。

人口減少と少子高齢化が進行しています。働く人が減っていき、支援を必要とする人が増えていく時代に、今までの行政から脱却し、新しい発想で、「人にやさしく、あたたかいデジタル化」を推進し、便利で豊かな暮らしが営める日の出町を創造していきます。

「日の出町DX推進方針」は、各種デジタル技術を活用し、日の出町の行政サービスの高度化、行政手続等の簡素化・効率化、地域課題の解決を図ることを目的としたものであり、国の目指すデジタル社会の形成へ向けた各種要請に対応する「日の出町DX推進計画」を包含するものです。

本方針の推進を通じ、町は、町職員が企画立案業務や住民への直接的なサービス提供など“町職員にしかできない”業務に集中し、住民の暮らしに寄り添うサービスを実現させることを目指します。