田村みさ子町長　退任の挨拶

　4年の任期最後の日の朝を迎えております。

　時代が日々早いスピードで動くなか、新しい考え方を取り入れて、改革を進めて行くために、私より若い世代の方に次の時代のかじ取りを任せたい、そのように考えて、2期目の不出馬を決めました。

　この4年間を振り返りますと、町議会の議員の皆さまをはじめ多くの町内外多方面の関係者の皆々さまのご理解とご協力をいただき、前任の橋本前町長から引き継いだこと、私が議員時代から課題と考えておりました事がらにも、方向付けを含めて取組むことができました。実現ができたこともさまざまにございます。

　特に福祉に関しては、町民皆さまのご理解のもとに「給付から支援へ」とする将来の町の方向性をつけることができました。情報発信についてはより見やすく伝わる形に取組みました。安全安心のまちづくり、DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進や公共施設の統廃合、インフラの維持管理等々、継続中の事業や課題はつきませんが、次の新町長にきちんとバトンをつないでいくことも前任者の役割と考えております。

　すべての町民皆さまへ、町政へのご理解とご支援、ご協力に感謝を申し上げますとともに、後任の新町長のもと、町民皆さま各々が望んでおられる暮らしの幸せがさらに達成されていきますようにと願っております。

　私にとりましては、議員時代を含めて30年の日の出町町政に参画する日々でした。大変お世話になりました。ありがとうございました。