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〒190-0192東京都西多摩郡日の出町大字平井2780番地電話:042-597-0511(代表)

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あしあと

    環境調査(水質)

    平井川及びその支流等の水質について、年4回の『平井川水質調査(簡易調査)』と、年1回の『水質等調査(詳細調査)』を行っています。

    平井川水質調査(簡易調査)

    良好な河川水質の維持と、経年変化を把握するために、年4回の調査を行っています。

    調査概要

    年に4回、平井川とその支流の計13地点(令和元年度までは12地点)で実施しています。水素イオン濃度(pH)、生物化学的酸素要求量(BOD)、浮遊物質量(SS)、溶存酸素量(DO)、大腸菌数等について測定を行います。

    調査地点

    調査項目

    調査結果

    河川水質及び水生生物調査(詳細調査)

    東京たま広域資源循環組合との協定により、町内の河川水質及び水生生物について調査を行い、過去のデータと比較することで、谷戸沢及び二ツ塚処分場の安全性を確認しています。

    調査概要

    年に1回、水質と水生生物について調査を実施しています。河川水質は、平井川及びその支流の15地点で52項目を調査。水生生物は、平井川3地点で実施し、底生生物の種別出現個体数及び目別分類等と、付着藻類の種別出現個体数を調査しています。

    調査地点

    調査項目

    水質等調査(詳細調査)の調査結果(PDF)

    令和4年度

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    水質における環境基準値

    「生活環境の保全に関する環境基準」の基準項目についての説明

    水素イオン濃度(pH)

    pH は水の性質を知るための一つの目安として使われます。 化学的にいうと、pH は溶液中の水素イオン濃度(H+)の量を表しています。

    本来、温度が一定のとき水は(H+) と(OH-)が同じ量で存在しています。 pHは一般的に数値が1から14であり、この範囲以外ではあまり使われません。

    pH値が7より小さいとき酸性を示し、7より大きいときアルカリ性を示します。

    生物化学的酸素要求量(BOD)

    好気性微生物が水中の汚染物質である有機物質を酸化・分解するときには、酸素が必要です。生物化学的酸素要求量(Biochemical Oxygen Demand:BOD)は、その酸化・分解作用のために水1リットルあたり何mgの酸素が必要かを数字で表したものです。汚染物質が多ければ酸素をより消費するため、BOD値は大きくなります。

    BODが高いとDO(溶存酸素)が足りなくなります。温度にもよりますが、平均的な河川のDOは8mg/L以下であり、BODが10mg/L以上になるとDOが消費されつくしてしまい、悪臭が発生する場合があります。

    浮遊物質量(SS)

    水中に浮遊・分散する粒の大きさが1μm(0.001mm)~2mmの物質を懸濁物質(SS)、または浮遊物質といいます。懸濁物質は水1リットルあたりに含まれる重量(mg/L)で表します。

    水のにごりの程度を表す指標としては懸濁物質のほかに濁度や透視度、透明度があります。濁度とは、水のにごりの程度を表す指標で、水1リットル中にホルマジン1mgを含むときのにごりに相当するものを1度として表します。ただし、水中の浮遊物質の性状、たとえば色や粒径によって濁度とSSは必ずしも一致しません。また透視度とは、水の清濁度を示す指標として用いられます。高さ約32センチメートルのシリンダーの底部においた標識板の二重十字を識別できる水量の高さ(センチメートル)を透視度として表したものです。さらに、透明度は水の清澄さを表すための指標で、直径30センチメートルの白色円板を沈めていき、見えなくなった深さをメートルで表します。

    溶存酸素量(DO)

    溶存酸素(DO)とは水中に溶けている酸素濃度を表す指標で、水1リットル中に含まれる酸素の重量で表します。(一般的にはmg/L)DO値は水質を判断する時の重要な指標の一つです。

    有機物濃度の高い水の場合、微生物の活動が活発になり、それによる水中の酸素消費が激しくなるため、DO値は低くなります。また、DO値が低下すると、水の浄化が進みにくくなります。

    大腸菌数

    生活環境項目環境基準のうち、大腸菌群数については、その測定値にふん便汚染のない水や土壌等に分布する自然由来の細菌をも含んだ値が検出されると考えられ、実際に、水環境中において大腸菌群が多く検出されていても、大腸菌が検出されない場合があり、大腸菌群数がふん便汚染を的確に捉えていない状況がみられた。一方、より的確にふん便汚染を捉えることができる指標として大腸菌数があり、大腸菌群に係る環境基準が制定された当時の培養技術では大腸菌のみを簡便に検出する技術はなかったが、今日では、簡便な大腸菌の培養技術が確立されていることから、大腸菌群数については大腸菌数へ見直すことが適当であると考えられた。