【情報提供】米空軍グローバル・ホークの横田飛行場への一時展開について
【情報提供】米空軍グローバル・ホークの横田飛行場への一時展開について
情報提供内容
北関東防衛局より、情報提供がありました。
●背景
我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増し、周辺国の軍事活動が活発化する中、情報収集・警戒監視・偵察(ISR)活動は
ますます重要。航空自衛隊もグローバル・ホークを導入。
特に、優れたISR能力を有する米軍との協力は極めて重要であり、米軍は、2014年以降、
グアムを拠点に運用されている米空軍の無人偵察機グローバル・ホークを日本(三沢飛行場及び横田飛行場)に一時的に展開。
これまで安全に運用され、騒音も戦闘機等に比べ小さい。
本年1月の日米「2+2」において、ISR活動の二国間協力を深化させることを決定。
●本年の展開計画及びその意義
本年は、3機が5月中下旬から横田飛行場へ一時的に展開される予定(※)。
人員は、約100名の予定。
(※)我が国周辺の安全保障環境を踏まえ、現時点で展開の終了時期は未定。ただし、常駐はしない。
これについては、現下の安全保障環境を踏まえると、この地域におけるISR(情報収集、警戒監視、偵察)活動の
ニーズは引き続き高く、グローバル・ホークの効果的な運用を最大限確保する観点で検討した結果、
本年は横田飛行場に一時展開するもの。
周辺国の動向を踏まえると、我が国周辺地域における情報収集態勢の強化は、我が国の防衛上の不可欠かつ喫緊の課題。
今般の一時展開は、米国による我が国防衛への揺るぎないコミットメントを示すとともに、
我が国周辺における監視能力の強化をもたらし、我が国の安全保障にとって有益。
●機種について
機種名・・・RQ-4(グローバル・ホーク)
全幅・・・39.90m 全長・・・14.50m 全高・・・4.70m 最大離陸重量・・・12.1t
運用速度・・・574km/h 航続距離・・・22,779km 滞空時間・・・36時間 運用高度・・・15,240~19,810m
搭載センサー・・・可視、赤外線、SAR(合成開口レーダー)、信号情報 初飛行・・・1998年
●日本への展開実績
・2014年5月~10月三沢
・2015年7月~12月三沢
・2017年5月~10月横田
・2018年6月~10月三沢
・2019年8月~10月横田
・2020年7月~ 9月横田
・2021年5月~10月横田
・2022年5月~10月横田
※上記のほか、東日本大震災時に「トモダチ作戦」を支援
米空軍グローバル・ホークの横田飛行場への一時展開について
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